写真集
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2014年10月 第37回全国土地改良大会(山梨県)
◆第37回全国土地改良大会
10月30日、山梨県甲府市にある「アイメッセ山梨」において、全国から3,800人の土地改良関係者が集い、37回目となる全国土地改良大会が開催された。
今回のテーマは
「富士の国やまなし発
かけがえのない農業を次世代へ
水土里育む土地改良」
茨城県からは、土地改良区理事長はじめ県の土地改良関係職員や土地改良連合会職員など45名が参加した。
会場「アイメッセ山梨」
◆「アイメッセ山梨」ステージ前にて
≪式典プログラム≫
1.山梨県土地改良区事業団体連合会長挨拶
2.全国土地改良事業団体連合会長挨拶
(野中広務氏)
3.歓迎の言葉 山梨県知事
山梨県議会議長
4.来賓祝辞 小泉農林水産副大臣
5.土地改良事業功労者表彰
6.基調講演 農林水産省農村振興局次長
7.基調報告(東日本大震災復興・復旧状況)
8.県内土地改良事業優良事例紹介
会場内にて
◆大会宣言
≪山梨県立農業者大学校2年生≫
石原晃平君、窪田千香さん
豊かな水と緑、日照時間に恵まれた、ここ山梨は、本州のほぼ中央に位置し、首都圏にありながら、周囲を世界遺産の富士山をはじめ、八ヶ岳、南アルプスといった名峰に囲まれています。
≪中略≫
本日ここに集う私たちをはじめとする「水土里ネット」の人々は、先人から受け継がれてきた、かけがえのない農業・農村を次世代へ受け継いでいくことを「水土里育む土地改良」を合言葉にここ「富士の国やまなし」から高らかに宣言します。
記念式典の様子
◆山梨県産品の即売コーナー
≪JAやまなし美味しい甲斐≫
山梨県特産のブドウをはじめワインや柿、キウイフルーツなどの即売が行われていました。
また、信玄餅や黒玉、信玄桃などの甘味の即売も行われており大変な盛況でした。
山梨県産品の即売コーナー
◆視察研修【第2日目】
≪北杜市・永井原地区≫
2日目には、県内の土地改良事業の優良事例として紹介された北杜市・永井原地区の土地改良事業を視察研修しました。
標高700メートルのこの地域は、かつては養蚕が盛んに行われていましたが、養蚕の衰退とともに耕作放棄地が多くなりました。
耕作放棄地の解消と農業の再生を目指して畑地かんがいの設備を有した土地改良事業が行われました。上のハウスではトマトの水耕栽培がおこなわれています。
永井原地区の太陽光発電システム
◆釜無川
≪信玄堤≫
信玄堤は、戦国時代武田信玄公の命により作られたといわれています。
甲府盆地には、東から笛吹川、西から釜無川、御勅使川が流れていますが、どちらも暴れ川です。西の暴れ川、釜無川と御勅使川の流れを抑えるのがこの信玄堤です。
御勅使川の流れを変え、高岩にぶつけて流れを弱めて、その弱まった流れをこの信玄堤がしっかりと受け止めています。
釜無川・信玄堤の聖牛
◆信玄堤
≪聖牛の前で≫
聖牛は、洪水の流れを弱めるために考えられた日本でも有名な河川工法の一つで、甲州が発祥の地といわれています。
三角形をしている形が牛に似ていることから聖牛と名付けられました。
古来から「水を治める者は、国を治める」といわれていますますが、現地を見て実感いたしました。
釜無川と聖牛
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