さまざまな活動内容をビジュアルに見ていただくためのページです。
◆第73回全国都市問題会議
≪10月6日(木)~7日(金)≫
全国市長会、東京市政調査会、日本都市センターと鹿児島市主催の「第73回全国都市問題会議」が鹿児島市民文化ホールにおいて開催されました。
今回のテーマは「都市の魅力と交流戦略
~地域資源×公共交通=地域活性化~」です
全国から約2,000名の首長や議員が参加しました。
第73回全国都市問題会議 会場入り口にて
◆第73回全国都市問題会議
≪開会式≫
【開催市長挨拶】 鹿児島市長 森博幸氏
ようこそ鹿児島にお越し下さいました。60万市民を代表して歓迎のご挨拶を申しあげます。
本年3月12日に九州新幹線が全面開業いたしました。鹿児島には、桜島と温泉があります。西郷隆盛や大久保利通、篤姫などの歴史的人物もおります。さらに、黒豚やいも焼酎などの美味の街でもあります。
どうぞ鹿児島の多彩な魅力を堪能して下さい。
開会式で歓迎のあいさつを述べる鹿児島市長
◆第73回全国都市問題会議
≪特別講演≫
【3・11からの復興と安全なまちづくり】
東京大学都市工学専攻教授 大西 隆氏
学術会議の会長になり、これまでの生活が一変してしまった。学術会議を多くの人に知ってもらうことが必要だ。
今回の震災の復興には、約23兆円の予算がかかると言われているが、スピードを上げて、産業の復興を図ることが先決だ。
安全なまちづくりはしっかりとした計画を立てることが必要である。また、防災施設・まちづくり・避難という3つを組み合わせて、防災から減災へという考え方をしていくことが必要だ。
特別講演をする東京大学・大西 隆教授
◆第73回全国都市問題会議
≪九州新幹線とまちづくり≫
九州旅客鉄道株式会社
代表取締役社長 唐池 恒二氏
3月12日の九州新幹線全面開業に向けて、花電車を走らせて沿線の皆さんに手を振っていただくというCMを作った。震災後でたった3日でお蔵入りになってしまったが、ユーチューブで流れたのがきっかけで大ヒットとなった。
3月の九州新幹線・全線開業により昨年の1.7倍の利用客があった。この効果を九州全域の「面」へと広げていきたい。
まるで吉本喜劇のような楽しい話でした
◆第73回全国都市問題会議
≪特急「指宿のたまて箱」≫
観光列車を地域の資源にしていきたい。特急「指宿のたまて箱」は海側が白、山側が黒といった斬新なデザインで人気を集めています。
都市の魅力の3要素は「安全・安心」「歩く楽しさ」「食とお土産」です。
そのほかのポイントとして
1.地域の共同体意識(ゆい)
2.誠実
3.おもてなしの心と表現があげられます。
また、まち全体に「気」いわゆる緊張感が必要だろうと思います。
特急「指宿のたまて箱」1日3往復はいつも満席です
◆第73回全国都市問題会議
≪鹿児島市キャラクターの西郷どん≫
鹿児島市は明治22年に市制施行をして平成元年に100周年を迎えました。
面積は547㎢、人口は60万人です。桜島や温泉やおいしいものもたくさんありますので、ぜひまたお越しください。
また、私たちが全国各地にお伺いすることもありますのでよろしくお願いいたします。
西郷どんもPRに駆けつけました
◆第73回全国都市問題会議
≪市民文化ホール前の文化公園≫
会場前の文化公園も同時に整備しました。
昭和58年当時85億円の事業費で整備しました。
【鹿児島市民文化ホール概要】
敷地面積 48,276㎡、建築面積8,150㎡
延床面積19,689㎡
鉄筋コンクリート造、地下1階、地上5階
昭和58年2月6日、開館
要した経費 85億円(文化公園含む)
第1ホール1,990席、第2ホール952席
市民ホール400席(移動席)他会議室等
正面玄関前(右奥の建物が鹿児島県庁です)
◆第73回全国都市問題会議
≪一般報告≫
【上田市の魅力づくりと地域活性化】
長野県上田市長・母袋 創一氏
地域の活性化のために首長は、地域の資源を発見して新たな価値を創造していくことと、未来のあるべき姿を見据えていくことが大事だ。
また、注目する施策は先進事例に学んでとりいれるように、そして、チャンスは確実に形にすべく努力してほしいと職員に話している。
「真田幸村」をNHKの大河ドラマにしたい
◆第73回全国都市問題会議 第2日
≪パネルディスカッション≫
【テーマ 都市の魅力と交流戦略】
【コーディネーター】
地域力創造研究所 佐藤喜子光氏
【パネリスト】
ぐるなび営業部門長 溝上 宏氏
ハードウイング代表 鳥丸 聡氏
大阪市立大学准教授 松永 桂子氏
愛知県豊橋市長 佐原 光一氏
岡山県倉敷市長 伊東 香織氏
パネルディスカッションの様子(第2日)
◆第73回全国都市問題会議 第2日
≪パネルディスカッション≫
【愛知県豊橋市長 佐原 光一氏】
~豊橋の活性化と公共交通~
豊橋市は東海道のほぼ中央に位置しており、鉄道網の結節点として発展し、平成11年に中核都市に移行し、平成8年には、市政施行100周年を迎えました。
まちづくりにあっては、誰もが暮らしやすい環境負荷の小さい「歩いて暮らせるまち」の実現を目指しています。
また、「手筒花火」「総合動植物園」「路面電車」「食文化」を4つの柱にシティプロモーションを展開して、地域力を高めていきたいと思っています。
路面電車をまちなか賑わいの象徴にしていきたい
◆第73回全国都市問題会議 第2日
≪パネルディスカッション≫
【岡山県倉敷市長 伊東 香織氏】
~個性と魅力あふれるまち倉敷市~
倉敷市は、355㎢、人口は48万人です。星野監督や高橋大輔さんの出身地です。
市政の柱として「子育て支援」「安心安全」「個性と魅力を伸ばす」を掲げています。
水島コンビナート、児島の繊維産業、玉島の白桃、真備・船尾のマスカットやスイートピーそして瀬戸大橋、大原美術館など色々なところがあるのが魅力です。このような異なる魅力をコラボレートすることで、さらに新しい魅力を創造していきたい。
岡山県で初の女性市長・伊東 香織氏
◆第73回全国都市問題会議 第2日
≪パネルディスカッション≫
【ぐるなび法人営業部門長 溝上 宏氏】
~ふるさとを軸とした地域活性~
全国1750市町村のふるさと食材を調査した。
味覚は、両親の出身県(藩)が大きく影響している。
「ふるさと」を軸に料理人をネットワークし、ユーザーにふるさと検索を提供すると、自分の出身地と同じ料理人がいるお店が分かるシステムになっている。
地域資源を発掘して、利活用することはもちろん、新たに創造していくことが地域の活性化につながるものと思う
「ベろメーター」あなたは何タイプ