さまざまな活動内容をビジュアルに見ていただくためのページです。
◆水防演習会場
≪6月18日(土)≫
古河市、坂東市、境町の2市1町による合同水防演習が行われました。
雨季の前に、毎年輪番制で行われています。
台風通過に伴い、北関東を中心に記録的な降雨が継続的に続いており、とくに渡良瀬川上流部では、1時間に100ミリから120ミリの降雨量が予想される。
【想定1号】
水位が上昇し、危険な状態となっており、万一に備え厳重な警戒が必要である。
渡瀬川堤防天端より演習会場を望む
◆人員報告をする高橋消防団長
≪消防団出動≫
古河市消防団100名が訓練に参加しました。
【出動の半鐘】
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白戸市長(演習本部長)に人員報告
◆水防の準備
≪竹とげ≫
竹とげ鎌を地面に固定して、竹の先端をとがらせます。
指導は、境工事事務所の職員です。
水防工法に使う竹に準備をします
◆水防の準備
≪杭拵え≫
2人1組で行います。
杭の太さの1.5倍くらいの箇所から3面を削ります。
水防工法に使う杭を準備します
◆水防工法
≪五徳縫い≫
堤防に亀裂が入ったときに行います。
伝統的な水防工法ですが、いざという時には重機などが近ずくことができなくなってしまいますので、このような工法が役に立ちます。
竹を挿すところに土のうを置きます
◆水防工法
≪五徳縫い≫
地上1.2m~1.5mの所で結び、おもし土のうをのせます。
今年は、東日本大震災により、見えないところに亀裂が入っているかもしれませんので、出水時には特に気をつけて下さい。
竹を結んで亀裂を防ぐます
◆水防工法
【積み土のう】
出来上がった土のうを、堤防の天端までおくり、積み上げます。
【想定第5号】
「古河市桜町地先の堤防の一部が沈下し、越水の恐れがある。
積み土のう工法を実施して、越水防止にあたれ。」
土のうの重さは、30~40㎏位になります
◆工法検閲
【積み土のう】
演習で行った工法を検閲しました。
素晴らしい出来栄えでした。
災害はいつ起きるかわかりませんので、普段からの備えが大切です。
積み土のう工法の検閲
◆工法検閲【月の輪】
【想定第6号】
「渡良瀬川裏の裏面に漏水が生じ堤防決壊の恐れがある。
漏水個所に月の輪工法を実施して、漏水の圧力を緩和して、破堤防止にあたれ。」
消防団の皆さんは、朝早くからリハーサルを行い、きびきびとした態度でとても頼もしく感じました。
市民の生命と財産を守るという崇高な精神のもとで活動されておりますことに、心から敬意と感謝を申し上げます。
みごとな月の輪工法